Gwinnett County

結果

  • ホームページのパフォーマンスを85%改善し、Webページの読み込み速度を46秒から1.84秒に短縮
  • 職員の作業効率、群政府の透過性、市民の参加状況がすべて改善
  • 5万件以上の行政文書を管理

背景と課題

グイネット郡は、ジョージア州アトランタから約48キロ北西に位置する、人口80万の郡です。米国ホワイトハウスが先導する「Open Government」(より開かれた政府)政策に則り、グイネット郡政府のWebサイトでは、政府サービスと業務内容に関する情報を郡内の公共機関や民間団体へのリンク付きで紹介しています。

このWebサイトは、フロントエンドインターフェイスにJBoss Portal、コンテンツリポジトリにAlfrescoを使って制作されました。しかし、郡職員がサイトを更新するたびに、その変更を記録、追跡できるよう、サイト全体のスナップショットをキャプチャしていたために、大量のスナップショットが蓄積され、次第にWebサイトのパフォーマンスが低下していきました。時にはWebサイトの1ページを読み込むのに最大46秒もかかることがあり、Webサイトのパフォーマンスの改善と、スナップショット戦略の見直しを迫られていました。

ソリューション

グイネット郡はAlfrescoのパートナーのArmediaと協力して、アプリケーション、データベース、データ層(アプリケーション、データベース、オペレーティングシステム、インフラストラクチャのログとアラートなど)のパフォーマンスデータを分析し、その結果を基にWebサイトのパフォーマンスの改善プランを立てました。

ArmediaはAlfresco 4.0.1にアップグレードすることをグイネット郡に提案。このバージョンでは、コンテンツの読み込み速度は3倍、ユーザーのダッシュボードクエリ処理速度は10倍、ドキュメントライブラリとドキュメントメタデータの読み込み速度は25~50%高くなり、大幅にパフォーマンスを改善できます。また、AlfrescoのWebコンテンツサービスの調整、スナップショットのクリーンアップ、そしてAlfrescoのカスタムフォーム、Webスクリプト、ライブラリの改良にも取り組みました。

パフォーマンスの改善では、ソリューションの各コンポーネントに加えた変更が全体のパフォーマンスの改善に及ぼす効果を分析しながら行いしました。さらにこの方法と並行して、主要なパフォーマンス測定データを収集する自動テストスクリプトの標準セットを含む総合テストプランをプロジェクトの全プロセスで実施しました。

Armediaは、1週間経過するとWebサイトのスナップショットが削除されるように、新しいスクリプトも作成しました。このスクリプトと技術的アップグレードの相乗効果によって、サイトのパフォーマンスが著しく向上しました。

こうした改善により、郡の50の団体ユーザーが、Open Government政策の表看板として機能するこのWebコンテンツ管理システムを、より効果的に使いこなせるようになりました。

今では職員も郡政府の最新情報を簡単に管理システムに掲載することができます。

まとめ

グイネット郡政府の職員が抱えていた問題は、行政機関共通のものです。同郡はそのプロセスと技術の課題解決に必要な手段を講じることで、Open Government政策の実践に対するリーダーシップと強い意欲を模範的に示しました。しかし、もっと重要なのは、職員の作業効率が改善され、掲載リンクの団体が簡単に情報にアクセスし、郡と共同作業ができるようになったことです。