品質保証

エンタープライズシステムにとって安定性は重要です。 ソフトウェアは本質的に複雑なものです。新しいリリースが発表されるたびに新しい機能が追加されるだけでなく、新しいバグ(不具合)も生じる場合があります。 このような不具合の影響は、エンドユーザーの期待通りに機能しないという比較的軽微なものから、システム全体の異常終了を引き起こすものまでさまざまです。 従来型のオフィスドキュメントマネジメント、貴社のWebサイトへのコンテンツ配信、企業のレコードマネジメントとコントロール、または共同作業用コンテンツマネジメントなどのコンテンツマネジメントサービスを提供するAlfrescoに依存している会社にとって、システムの可用性は生命線です。

Alfrescoでは、Alfresco Enterpriseのリリース前にできるだけ多くの問題点と不具合を特定して修正できるよう、十分な時間をかけて多大な努力をしています。 このような品質保証のプロセスは、Alfresco Communityから始まります。 最終ビルドがリリースされる前に、Community版の品質保証プロセスを実施します。 品質保証担当エンジニアは、オープンソーススタック上でリリースを実行して検証します。 Community版のリリース後、エンジニアはコードにブランチを作成し、これがのちのAlfresco Enterpriseとなります(下図を参照)。

ここで本格的な品質保証プロセスが始まります。 今度は数ヶ月間という時間をかけ、品質保証担当エンジニアのチームがオープンソースおよび独自のコードに対して、多種多様なテクノロジースタックに対して5,000種類以上のテストを実行して、できるだけ多くの問題点を特定して修正します。 テストでは、リリースが単一システム構成およびクラスタ化された構成で、安定性、スケーラビリティ、およびセキュリティに関してテストされます。 Alfrescoのエンジニアリングチームは、特定した問題点や不具合の修正作業を進めます。

このプロセス中、Alfrescoは、いくつかのベータ版を一部のお客様に対して提供します。 これにより、お客様は新しいリリースを自社環境で検証できるだけではなく、実際に使用しながらテストすることで、製品版のリリース前にさらに多くの不具合を特定して修正できるというメリットもあります。

このプロセスが終了すると、Alfresco Enterpriseが企業顧客に対してリリースされます。 しかし、品質保証とエンジニアリング部門の作業がこれで終わったわけではありません。 品質保証プロセスではスタックごとに5,000種類のテストを実行しますが、あらゆる組み合わせとアプリケーションの使用方法をテストできるわけではありません。 そこで、新しい不具合を特定しては修正するという作業を続けることになります。 この結果は修正パッチとして提供します。お客様には当社から修正パッチの通知をお送りします。 この修正パッチは、一部のお客様が使用していると考えられる以前の版のソフトウェアにも適用されます。