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Liberty Mutual Insuranceの成功事例

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Liberty Mutual - AWSでAlfresco Content Servicesを活用することで、ペーパレスの未来を保証

Liberty Mutual Insuranceは、世界18地域の市場を拡大するために、2012年にグローバル・スペシャリティ事業部を立ち上げました。目標は、紙の書類による作業を伴わない事業を構築することでした。「共同作業や連携をデジタルで行えるグローバルなチームを作りたかったのです」と、グローバル・スペシャリティ事業部、上級副社長兼CIOのMojgan Lefebvre氏は言います。

当時、同社は戦略的な文書管理システムを社内で利用していましたが、システムがサイロ化されているうえ、処理の遅い時代遅れのテクノロジーを基盤としていました。また、ファイルが米国各地のデータセンターに保存されていたため、世界各地に分散する国外のユーザーはさらにアクセスに時間がかかっていました。

クラウド内でのコンテンツ管理

Lefebvre氏のビジョンは、世界中でペーパレスな事業を可能とする、モダンなクラウドベースのソリューションを提供することでした。「ユーザーがアジア太平洋地域、ヨーロッパ、北米、中南米のどこにいようとも、現地で効率的に作業できる、グローバルな文書管理機能が欲しかったのです」と、Lefebvre氏は言います。

彼女のチームはこの取り組みを、企業コンプライアンスを簡略化し、ビルドとデプロイメントの自動化によりソリューションのデリバリを加速化するチャンスとも捉えていました。

Alfrescoをアマゾンウェブサービスに統合

2015年に、グローバル・スペシャリティ事業部は、アマゾンウェブサービス(AWS)でAlfresco Content ServicesとAlfresco Governance Servicesを実稼働させました。これは、電子ファイルやレコードの管理機能を同社の基幹事業である保険業務のアプリケーションにシームレスに統合したソリューションです。

Lefebvre氏は、クラウドネイティブの機能という条件を完全に満たしたEMSソリューションはAlfrescoだけだったと言います。また、プラットフォームのフットプリントが小さい、REST APIとCMISに対応している、導入実績が豊富といった利点のほか、Fortune 75企業である同社にふさわしいエンタープライズ・オープンソースモデルであることが決め手となりました。

エンドユーザーの反応も抜群

グローバル・スペシャリティ事業部は、保険業者や保険金請求担当者のために、複数の営業所と製品ラインにAlfrescoソリューションを導入しました。「ユーザーからはとても良いフィードバックをもらっています」とLefebvre氏は言います。従業員は使い慣れたフロントエンドアプリケーションをそのまま使い、バックグラウンドでAlfrescoが文書の取得からレコード管理までのすべての作業を自動的に行います。

同社はAWS環境をアジア太平洋地域、ヨーロッパ、英国に配備。これにより、どの地域のユーザーもすばやく文書にアクセスして共有できるようになりました。「このソリューションのおかげで、パフォーマンスの問題がすべて解決されました。保険業者も保険金請求処理担当者も、もうテクノロジーのことで悩む必要はありませんから、自分の業務に集中できます」とLefebvre氏は言います。

2,100万ドルの節約

Alfresco Content Servicesの採用により、グローバル・スペシャリティ事業部の業務のデジタル化は大きく加速しました。その効果は絶大です。紙の書類、印刷、文書の保管コストを大幅に削減できたことで、同事業部は5年間で2,100万ドルの経費削減を見込んでいます。

IT担当者がビジネスユーザーと密接に連携をとりながらソリューションを構築したことがペーパレス化につながったと、Lefebvre氏は見ています。ユーザーの教育とコンテンツへのアクセスの高速化に対する重点的な取り組みが、人々の働き方を変えつつあります。ユーザーは情報を画面で見ることができるので、書類を印刷する必要性を感じなくなりました。そのため、同社は広い文書保管庫を閉鎖する予定です。

企業コンプライアンスの救世主

Lefebvre氏は、Alfresco Governance Servicesを使ってデータプライバシーとデータの保管規制に対するコンプライアンスを世界規模で一元化できたことも大きなメリットだとしています。グローバルセキュリティは、レコード管理ポリシーを安全なAWS環境にホストされている「信頼できる唯一の情報源」に一貫して適用できるようになりました。「GDPRなどの規制の施行が相次ぐ中、Alfresco Governance Servicesが私たちの窮状を救ってくれています」と、Lefebvre氏は言います。

Lefebvre氏はCIOとして、内部の教育や統制により多くの時間を割くために、クラウドベースのコンテンツサービスの導入を業者各社に薦めています。彼女のスタッフは、クラウド内の業務アプリケーションに顧客データを置くというアイデアを理解してもらうために、データプライバシーやコンプライアンスのチーと数回ミーティングを持ちました。

デプロイはわずか30分

グローバル・スペシャリティ事業部は、Alfrescoのクラウドネイティブ機能を活用しながら、市場投入を加速するとともに、ソリューションの導入を全社規模で進めています。Infrastructure as Codeによる自動化と継続的インテグレーション、そして継続的デリバリ(CI/CD)を利用することで、同事業部はフル機能のAlfresco環境をわずか30分でAWSにデプロイできます。

「作り上げるまでに数週間、数か月かかっていたことが、たった数十分でできます」とLefebvre氏は言います。「それに、私たちが作ったデプロイメントプランを再利用して、グローバル・スペシャリティ事業部の他の部署はもちろんのこと、Liberty Mutual全体に新しいAlfresco環境を構築できるのです」。

3億件の文書

3年間パートナーとして貢献したAlfrescoは、今やグローバル・スペシャリティ事業部にとって、なくてはならないECMベンダーです。Lefebvre氏のチームはAlfrescoの機能を、保険業者や保険金請求担当部門の他のエリアにも統合していく予定です。長期計画には、すべての業務記録をAlfrescoソリューションで管理することも視野に入れています。

グローバル・スペシャリティ事業部がクラウドベースのECMの活用で大きな成果を上げたことがきっかけとなり、米国コンシューマ・マーケット事業部や営利保険事業部など、Liberty Mutualの他の部門もAlfrescoを日常の業務に活用するようになりました。Liberty MutualがAWS上のAlfrescoで管理する文書は2018年末までに3億件に昇るだろうと、Lefebvre氏は見ています。「でも、まったく問題ありません。Alfrescoは拡張性の高いソリューションですから」と、Lefebvre氏は微笑みます。

「クラウドネイティブの機能という条件を完全に満たしたEMSソリューションはAlfrescoだけでした。また、プラットフォームのフットプリントが小さい、REST APIとCMISに対応している、導入実績が豊富といった利点のほか、Fortune 75企業である我社にふさわしいエンタープライズ・オープンソースモデルであることが決め手となりました」 -  Liberty Mutual社 グローバル・スペシャルティ事業部 SVP兼CIO、Mojgan Lefebvre氏